日本を出て仕事をする場合、当然ながらインターネットを駆使して情報収集をしている人が大半だ。
そのなかで日本以外の国と日本とで大きく異なるのが下記だ。
それは政治に関しての情報収集が欠かせないという点である。
当然ながら日本でも政治動向が経済を左右することは多くあり、完全に無視してよいようなものではないが、とりわけ途上国においてはその動向は常に目を光らせておく必要がある。
その理由として、何よりも規制の変化や政情不安が日本と比較して起こりやすいことが挙げられる。
例えばインドではコロナでのロックダウンの際には明後日から一歩も外には出て行けませんというような達しが出た。
2017年には急に高額紙幣が使えなくなるということもあった。
移動に関する規制、労働法や教育政策、貿易規制など様々なことがらでの変化が日々行われており、その情報を得ておくことは、仕事は当然、生活する上でも非常に重要だ。
また、政情不安に関しては、時折、デモが行われることから路上封鎖や外出自粛要請などが発せられる。こういったことも前日に発令されることもあり、積極的に政治に関する情報を得るようにしておくことが重要だ。
さらにビジネスをする上では、その国や州の有力者がどの様な業界でどの様な政策を実施していくのかを理解しておくと、政府とのコネクション形成や補助金をはじめビジネスに有利な形で展開していくきっかけを創ることができる。
これらの事項は日本においてはなかなか例えば30代のうちから意識して決断することは少ないだろう。
この様な経験をし、活躍していく土壌が国外にはある。