東大を出て何故バックパッカーを選んだのか

生きる

海外で活躍する、英語を学習するヒントという点からは少し離れるが、コラムがてらに1記事記載する。

とはいえ海外で働き、生活する上での思考のヒントを記載できればと思う。

通常、東大を卒業した人の進路は就職か大学院進学が大半だ。

日本の最高学府という経歴を活かしてその先へ進む。

しかし私はバックパッカーを選んだ。

なぜか。

一言で記すと、”働く理由が分からなかった”からだ。

何も働きたくなかった訳ではない。

頭で理解できなかったことが理由だ。

資本主義を前提として動く社会とはどの様なものか分からずにその中でビジネスパーソンとして活動し出す事がとても怖かった。

というのも、仕事をするということは誰かに影響を与えることで、かつその影響の対価をもらうことだと考えている。

その影響が、与えた先の人次第では悪い影響ということも十分にあり得る。

過去、人間はその様な過ちを、公害や搾取などという形で経験してきた。

私はどの様な仕事がどの様な影響を及ぼすのか考えが及ばず、良い影響を与えると思える仕事を判別できなかった。

この仕事に対する価値観は今も持っており、ただ売れば良いという考えは非常に薄い。

売ることで何を得るのかという視点、目的意識は常に持っている。

少し脱線したが、その結果、当時大学四年生だった私は仕事に就くことを辞めた。

そして大学二年生の時分より好んで行っていた、唯一のやりたいこと、バックパッカーの旅に出ようと思った。

その理由は特になく、目的も目標もなく、いわゆる放浪者として旅に出た。

ただ、楽しそうだだからという程度だ。

次はバックパッカーにて得たもの、失ったものなどもう少し海外で活躍することにリンクしそうな記事を書ければと思う。

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