現在までに213名の方・団体より1,635,657INR(約2,441,459円)をお預かりし、1,380世帯約6,900世帯への食料支援および医療キャンプ7回、700名ほどの方へ医療アクセスを提供しました。
「現場の状況に関して」
引き続き毎日のように現場で活動する友人達と話をし、また私自身が現場で親しくさせていただいているビハール州ブッダガヤ近郊で活動をされている現場のニランジャナスクールの方、Lotus Schoolの方、Aozoraスクールの方とも都度お話をして聞いている情報は下記の通りです。
政府からの支援、ほか地元NGOやお寺からの支援も広がり、また一部では経済活動も再開し、“明日飢えで死ぬかもしれない状況”という元々本寄付を開始した状況ではないと聞いています。
長く2か月に渡って実施してきましたが、この様な状況になり、まずはひと安心をしています。もちろん現場によってはそうではない状況もあるかと思いますが、残念ながら私の現在の繋がりでアプローチできない範囲で、その様な先があれば情報お伺いできますと幸いです。
自分の影響の範囲が落ち着いたらよいとは考えておりませんので、その範囲を広げるために皆さまの人脈と想いとともに活動できればと考えています。
医療サポートに関しては引き続きコロナへ人手が割かれていることもあり、元々持病を持っていた方が診療・薬へアクセスしにくい状況とのことですので継続していきます。
今までの2か月間実施してきたデリー・グルガオン周辺、ビハールブッダガヤ、パトナ周辺、タミルナドゥ州、オリッサ州での緊急食糧支援は一度停止いたします。
必要以上の支援により“支援慣れ”となってしまい、将来に向けて努力をする可能性を奪ってしまうことは避けたく、この様な判断をいたしました。
別途何度かの日程に分けて現場の方とともにオンラインにて報告会を実施すべく準備を始めます。
私どもを信頼いただき、活動させていただいた御礼、現場の方にとっては顔の見える、とても大切な周囲の方の命を救う活動を実施できた御礼を極力全員にお伝えできるよう場を設けさせていただく予定です。
同時にこれからの活動に関してもお伝えさせていただき、ご意見・情報・人脈・資金等さまざまご協力の呼びかけもさせていただきたく存じます。
全ては今後外部環境が変わっても“寄付が必要ない状態”を、外部環境によって機会が奪われ、努力したくでもできない人がゼロな世界を築くため、残り恐らく60年程度の人生を使っていきます。それが私が生きる理由で、私がやりたいことです。
そのためには現代の枠組みとして、手段としてNPO法人として登記し、活動していきます。
また、現場で活動している方、個人として寄付いただいた方、シェアいただいた方、団体・企業としてドネーションイベントを実施いただいた方、そのお一方お一方に敬意と私どもの活動を現実のものとさせていただけたこと、また信頼いただけたことに対する感謝を表しつつ、オンラインイベントにてもお伝えさせていただき、極力交流の場も創り、今後もその支援先がどうなっていくのか、機会をどのように創っていくのかをお伝えできればと考えています。
私個人は不勉強で小さな個でしかなく、課題を解決する、その仕組みを変えていくことに対して与えることのできる影響はとても小さく、ほとんど不可能だと思います。ただ、皆さまと共に活動することで、解決していけると考えています。私が認識できていない“外部環境により努力したくてもできない”課題も山ほどあるかと思います。それらと課題解決したい想いと解決に対して持っているものを使いたい方それぞれにとってベネフィットになる形で“場“を提供していきます。