駐在員配偶者の悩み

世界で働く

海外に駐在員の方の配偶者として帯同VISAを取得して赴任する方も少なくない。

新しい環境に来て戸惑うことも多いと同時に1年ぐらい経ち、生活に慣れてくると時間を持て余すという方もいる。

そこで、よく耳にする悩みと、どの様に解決して前向きに活躍しているかを記していきたい。

よく耳にする悩みは下記の様なものだ。

1.知り合いが誰も居らず、困った時に相談できない

2.何もやることがなく、時間だけが過ぎてしまう

それぞれ、どの様な解決方法を取ることができるのか、実際の事例をもとに記していく。

1.知り合いが誰も居らず、困った時に相談できない

これは渡航時〜1か月ぐらい、人によっては3か月ぐらいは体験している。

日本を出て友人、知人が最初から居る人は少ない。

日用品を安全に買おうとしたり趣味をしようとしたりしてもなかなか情報がない。

その様な状況を解決するツールはいくつかある。

まずは分かりやすく、ネットで調べるというものだ。英語が分からなくても、日本人の方がブログをまとめてくれている。

駐在員員が数百人居る地域であればまずそういった情報が得られることは多い。

次に現地の日本語の情報誌をチェックしてみてほしい。これは地域によっては無いところもあるが、デリーやバンコクなどの大都市には無料の情報誌が日本食レストランなどに置いてある。

最後に、SNSの活用。TwitterやFacebookで同じ地域で生活する日本人の方をフォローしておくと、具体的な情報を得られることも多い。また、気になる方へは直接メッセージを送り、つながることも可能だ。

2.何もやることがなく、時間だけが過ぎてしまう

2つ目の悩みは、生活の基盤が落ち着いた辺りから始まる。

子供の学校も慣れてきて、生活にも慣れてきて、家政婦さんもいると時間ができるが、何をすれば良いのか分からないという状況になることもある。

そんな時、前向きに生活している方がどの様なことをしているかを記載する。

まずは情報発信だ。海外生活という貴重な体験をもとにブログを始める方は少なくない。渡航からの日々を情報としてまとめ、他の方のたまになる活動している方は多い。

次に、自身の趣味をされている方もよく耳にする日本からの趣味を継続していたり、現地特有の趣味を始めたりしている。例えばインドでヨガを始める方は非常に多い。心身ともに健康でいられ、かつインストラクターの資格を取れば仕事にも繋がる趣味として人気だ、また、ある程度日本人が生活している地域では同じ趣味の人が集まりサークル活動をしている。その様なサークルに入り、友人を作りつつ趣味を満喫するというのもひとつだろう。その友人とともに旅行にいったり地域を散策したりと1人ではなかなかしにくかったこともできるようになる。

他にも日本での仕事で培ったスキルを駆使して起業をしたり、ボランティアをしたりと社会に対して影響を与えつつ活動している人もいる。

いずれにせよ新しい環境に適応するのは大変で、かつ孤独なまま生活することは厳しい。

なので、極力頼れる人は頼り、自身のやりたいこと、日本では時間がなくてできていなかったが実は挑戦してみたかったことに取り組み、毎日を前向きに、無理なく生活する基盤を持ち続けることが重要だ。

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