活動報告
現在135名の方から1,605,657INR(日本円で約2,404,820円)お預かりしております。
届け先の状況としては、下記の通りになります。
・ビハール州ブッダガヤ近郊の村にて私の最も親しい友人が990世帯約4,500人の方へ食料および食料を購入するための資金として、1家族1,000INR(約1,500円)を届けてくれています。まだ政府の支援(米・小麦の配給)が来ていない村も多く、その様なところへ届けてくれています。現在追加で届けられる友人の村から30Kmほど離れた500世帯へ届けるべく、準備しております。
資金と相談しつつ現在も、医療キャンプを週に1日開催しており、実施しております。医師、医療スタッフの方に依頼し、1日2,000INR(3,000円)で来てもらい、100人弱の方へ医療を施しています。コロナに関わらず栄養不足、持病があり薬を飲んでいる方へ診察、薬を届けています。現在までに5回実施し、500人ほどの方が診察を受け、必要に応じて薬を届けています。
また、運営の効率性、現場のSOSの声を吸いあげられるよう、SIM契約したスマートフォン1台、太陽光充電器1台を置きました。これにより、事前に必要な方の情報、人数、普段飲んでいる薬のことなどをヒアリングすることができるようになります。ほか、安く薬を調達できるよう様々な関係者を当たったり、車の手配を依頼したりとしております。
・デリースラム SAKURA HOMEの水流さんのスタッフの方が約400世帯、2,000名の方に食料支援を実施いただきました。
・タミルナドゥ州での支援
70世帯約350名の方への食料支援として、ひと家族辺りひと月分2,000INR(約3,000円)を届けていただきました。
パッケージとしては、米、豆、油、卵、石鹸、マスク、ハンドサニタイザーなどを届けていただきました。
下記の代表Stanleyさんと共に活動させていただいております。
今後食料支援が落ち着いたら子供への教育支援もしていくとのことで現在現場の先生達がどの様に運営するか会議しており、私からは他団体・個人でのオンライン教育事例を紹介させていただいております。
・現場の状況について
前回報告時と同内容にはなりますが、米と小麦のみという点を除けば政府からの支援の及ぶ範囲は徐々に増えており、”餓死”の危険性は無くなりつつあります。支援を始めたころの様に”周囲の顔を知っている人が毎日亡くなる”という状況ではありません。週に幾度か不幸な連絡をもらうこともありますが、その頻度自体は減ってはいます。
未だ現場はロックダウンが緩和されつつありますが支援が必要な人、つまり元々の蓄えがあまり内容な方は仕事がまだ戻っていない方も多いのが現状です。話を聞いている限りではまだ毎日の食事をやりくりすることで精一杯という状況です。
支援の届け先として、健康な人への支援は緊急性を鑑みて後回しにしており、現在は政府の支援が届かない、最初期に寄付を届けていた村から数十キロ離れた地域もしくは持病を抱えていて診察・薬が必要な方への支援をメインに活動しています。