インドロックダウンによる緊急支援・寄付活動報告_20210524

寄付・援助

活動報告

現在78名の方から1,276,375INR(日本円で約1,905,946円)お預かりしております。

届け先の状況としては、下記の通りになります。

・ビハール州ブッダガヤ近郊の村
私の友人に動いていただき、990世帯約4,600人の方へ食料支援を実施いただきました。
医療支援としては、医者の方に1日2,000INR(3,000円)で薬とともに来ていただき、1日約100人の人を観てもらい、必要に応じた措置を施していただいております。
AozoraスクールのNikeshさんとにもご協力いただき、スクールにて1日診療所を設け、医者を呼び、診療・薬の提供を実施していただきました。
Surajpurという友人が暮らす村から近い村でも同様の取り組みをしていただきました。

Lotus Schoolの方々に100世帯の方に食料配布実施いただきました。

・ビハール州パトナ周辺
Super30創設者Anand Kumarさんが自身の繋がりを使って医療支援を届けており、その支援も継続的にするために資金が足りなくなっており、打合せしております。
※有名な方ですが、基本的に寄付を一切受け取らず、またSuper30自体は無料で実施しているので大金を稼いで派手な生活をしているような方ではないです。
別途下記に会社としての取り組みを紹介しております。貧困でも才能とやる気がある子供に場所を問わず質の高い教育を施すべく、ともに企画しております。

・デリー
SAKURA HOMEの水流さんスタッフの方々が積極的に活動されている地域では、今月いっぱいでロックダウンが終われば少し落ち着いていく見込みです。

・タミルナドゥ州での支援
70世帯約350名の方への食料支援として、ひと家族辺りひと月分2,000INR(約3,000円)を活用して配布いただきました。
既に190家族へは他ドナーの方の支援で届けられており、資金が理由で届けられていない70世帯へ届けるため、寄付を活用いたしました。
パッケージとしては、米、豆、油、卵、石鹸、マスク、ハンドサニタイザーなどを届けていただいています。
下記の代表Stanleyさんと共に活動させていただいております。

・オリッサ州での支援
-現状食料支援は間に合っているとのことで、必要になったらまたご連絡いただく形となりました。下記の方々になります。

・現場の状況について
幸い政府の支援が届き始めています。米と小麦という炭水化物のみとのことですが、食うか飢えかの状況であったことを考えると、大きな進展です。
とはいえ元々栄養状態が良くない人も多く、タンパク質・ビタミンが取れる状態も求められています。
同時に政府の支援が届いている友人が暮らす村から30kmほど行ったところはまだ何も支援が来ておらず、少なくとも700世帯3,500人ほどの方へはすぐにでも届けていきたいという状況が届いております。

・現場で活動している方からの声

集まってきている人がいて怖く、距離を保つように声をあげながら活動しています。
この様な大変な時にとにもかくにも誰も手を差し伸べない人達のことを想い、お金を送ってくれている方に感謝しながら活動しています。
私たちは最大限注意しながら活動しており、体調も良いので大丈夫です。

・現場の支援を受けている方からの声

政府からの支援が来ているが、これからどれぐらい続くのか、またロックダウンが続くのか非常に心配です。
ロックダウンが終わったら仕事があるのか、その後は政府の支援は続くのか分かりません。

・今後の支援について

少なくとも5月から開始すると聞いていた政府による支援が5月末になり届きだしたのは少し安心しています。
とはいえ、まだ届いていない場所に暮らし、仕事が無く、蓄えが無く、“明日どう生きればいいのか分からない“という状態の方がいます。
その方へも中で支援が届くようになるまでは続けます。

我々の身の回りの景色、暮らしがどうであれ、彼ら彼女らはこの、全く同じ地球上に同じ人間として同じ時間息を吸って吐いて生きています。

そうであれば支援が必要であり、支援を届けていただける方がいる限り、支援は続けます。
生か死かという状況にいる人がいるなら支援します。
もちろんインドだけではないです。パレスチナだろうが、ミャンマーだろうが“おんなじ人間”として私が声を挙げることで、活動することで死を減らし、“これから”を考えて生きることができる人が1人でもいるなら活動します。

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