インド緊急支援 寄付活動報告_20210516

寄付・援助

「寄付活動報告」
現在68名の方から1,159,535INR(日本円で約1,730,700円)お預かりしております。
届け先の状況としては、下記の通りになります。


・ビハール州ブッダガヤ近郊の村にて私の最も親しい友人が480世帯約2,500人の方へ食料および食料を購入するための資金として、1家族1,000INR(約1,500円)を配布。


昨日、医者の方に来てもらい、簡易無料診療キャンプを実施してくれています。Ghonghariaという村で開催し、40名の方が診察を受け、必要な人は薬を受取ることができました。こちらは様々な村で継続していきます。

・デリースラム SAKURA HOMEの水流さんのスタッフの方が約35世帯、105名の方に食料支援を実施いただきました。


・タミルナドゥ州での支援
70世帯約350名の方への食料支援として、ひと家族辺りひと月分2,000INR(約3,000円)を活用して現在パッケージを手配中です。来週月曜には配布を始めてもらえます。
既に190家族へは他ドナーの方の支援で届けられているとのことです。
パッケージとしては、米、豆、油、卵、石鹸、マスク、ハンドサニタイザーなどを届けていただいています。
下記の代表Stanleyさんと共に活動させていただいております。

・オリッサ州での支援(討議中)
現在下記団体代表のJacobさんと話をし、支援を計画しております。

パトナの弊社アメグミインドの第一号社員も協力し、4家族1家族1,000INRを提供し、食料代に充てています。

「現場の状況について」
状況は前回報告時と変わらず、他の支援は届いておらず、かつ日々近くの顔の知った誰かが亡くなり、御遺体を焼くための資材の調達にも苦戦しているとのことです。
政府からRation Cardというものを貰っている人は政府からの支援を受ける資格があるとのことですが、現在支援活動をしている村では基本的に誰も持っていないとのことです。その手続きをできないのかと質問すると、現場の友人からは政治が絡んでおり、カーストなどの課題があるため不可能だと返答がきました。
医療サポートに関しては、元々貧しく、持病を持っていたり、栄養状態が良くない中、より食べる料も種類も減り体力が落ちてかつ、薬が入手できなかったりする人達に診療と薬という機会を提供できるようになりました。
PCRテストは受けられるようになってきており、陽性だった場合は一応病院には行ける状況になってきており、ワクチン接種も始まってきているとのことです。

・現場で活動している方からの声
日々誰かが亡くなる中、いろいろとこれもやった方がよい、あの人にも届けたいという想いが出てきます。
日本の方には落ち着いたら一度お礼を伝えたいと思っています。
今はとにかく支援を続けます。
・現場の支援を受けている方からの声
いつまでこの状況が続くのか分からない。仕事もなく、食料も無くどうやって生きていけばいいのか分からない。

・寄付ご協力いただいたNUDGEさんについて
互いにバックパッカーをしていた2014年、たまたまブラジルで出会い、まさかのインドで時期は違えど同じ会社で働いていた三神さん(当時玉井さん)が立ち上げた人に寄り添うジュエリーブランドです。下記、今回ご一緒させていただいているドネーションジュエリーに関しての投稿、シェアさせていただきます。

・今後の支援について
少なくとも放置していると亡くなってしまう方がより多くなってしまう状況が落ち着くまでは継続します。いつどのくらい地元政府や有力者が支援に動いてこの状況がなくなるか分かりません。そのため、いくら必要なのか、何を持って寄付活動が“成功”なのかを設定できるのか分かりません。兎にも角にも“いま”必要な人に“いま”確実に届けていきます。
本日も下記ホームページを作成してくれた友人とともに動いている日本でのNPO立上げのMTGを実施しました。この立ち上げは現在の様な状況が産まれる仕組みを防ぎ、それによって生じた課題を解決しつつ、日本の課題も解決していくために行っております。もう少し登記等の時間は要しますが、名実ともに信頼ある形にて活動できるよう今後も努めていきます。

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