海外で生活をして得られるメリットとしてよく言われることに下記の様なものがあげられる。
タフさ
英語力
行動力
適応力
マネジメント力
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たしかに日本から離れてこれらの力が身に付きやすいというメリットはあるように感じる。
ただそれ以上に、実際に移住するまでは気が付かなかったメリットがある。
それは同時に上記のメリットより遥かに価値があり、今後の人生にとって為になるものだ。
“世界で活躍する人とのネットワークができること”
これは海外生活しているからこそ得やすいかけがえのないものだろう。
例えば私が仕事をして生活をしているインドではコロナ前でさえ日本人が1万人もいなかった。
このことで、同じ日本人同士というだけで超有名企業の優秀な社長や王道キャリアを捨てて現地採用として活躍している日本人と会うことが容易にできる。
社内外の人から紹介してもらったり、趣味の集まりとしてのサークル活動で一緒に楽しみ、お酒を飲み、仕事の話をすることができる。
日本人コミュニティの狭さはメリットにすることができる。
同時にまたインドの例で恐縮だが、インド人の方からしても日本人という外人に会うことを面白いと感じてくれる人が多い。
特に日本人に憧れがあるわけではないが、物珍しさからか、自動車産業のお陰か、日本人だから取れるアポイントや、自宅に招かれるということもよくある。
また、途上国では日本に帰りたい日本人も多いため、前向きにその国で長く活躍していきたいという姿勢で接することで信頼を得て生活や仕事をサポートしてくれる。
このようなネットワークは将来どこでどう生きてくるのかは分からないが、素晴らしい人脈から来る情報はこれから海外でいかなる形であれ活躍したいと考える人にとっては貴重なものとなるだろう。