社会貢献について

社会活動

社会貢献活動と聞くと、善意で無償で実施する利他活動を連想する方もいるだろう。

私はこの三つの要素、善意・無償・利他全てに反した活動をしている感覚がある。

まず善意は無い。

そもそも善いか悪いかなどひと様が勝手に決めるものではない。

その様な能力を私は持っていない。

何かを善いとしてしまったら何かが悪になってしまうことが怖いのでその様なことはしない。

無償について。

今は基本的に私自信の人件費をNPOという形からは支払っていない。

ただ会社から支払っている。

会社の仕事はビジネス・資本主義経済の枠組みにおいて行っているが、これが“社会“に”貢献”していない活動だと思っていないし、むしろ社会と関り誰かしら価値を認められるビジネスは社会に貢献している活動だろうと思っている。

多かれ少なかれビジネスも社会貢献活動だと考えている。

誰にどういう影響を与えるかはそれぞれだが。

最後に利他に関して。

これは完全に思想の違い。

私は誰かのために何かをすることを目的にしていない。

あくまで私のためにやっている感覚が強い。

私が嫌いな世界、外部環境が原因で努力できない人がいる世界、があり、これをどうにかするための活動が私の活動。

誰かに誰かを紹介させていただくことも、情報を提供させていただくこともその先の方が似たような想いを持ち、活動する方が増えたら私の嫌いな世界は私一人で頑張るよりも早く無くなると思っているからさせていただいている。

つまり私のためだと感じる。

だから頑張れるんだと思っている。

他人は支配できないし、内面を探ることも難しいし、変化するし、期待をしても仕方がない。

自分も一部同様なのだが、意外と期待して努力するとできることもある。

だから社会貢献活動は決して善意・無償・利他を前提とする必要はなく、また世界に社会課題とされていることが多くあり、それに対して何も直接的にアプローチしていないからといって悩む必要は無い。

ただ、だからといってどの様な活動でもしたいことをすればいいとは決して考えていない。

あくまでどこの誰にどの様な影響を与えるのかを考えることは大切なのだと思う。

最悪の場合自分の活動により誰かの精神や生活をむしばむことだってあるのだから。

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